今回、掲載させていただくテナント様は
2月~3月にかけて改装工事の依頼をいただいた
尼崎市猪名寺の ヘアサロンリーベ さんです。
こちらは理容、美容の両方を経営されており、
今回、営業しながらの工事をご希望とのことで
最初の2週間を美容室、その後の2週間を理容室といった工程計画を組んで
改装を行いました。
まずは美容室内装工事の施工から 🙄
施工前の内装風景です。
美容室の改装プランは、
主に表装替え(壁面クロス貼り替え、床面塩ビタイル貼り替え)
とカット台、カットミラーの交換
ということで、施工前に既存家具や物品の養生をした後、
撤去品を取り外し、新規で制作したカット台を取り付けました。
壁面は既存クロスをめくり、へこみや補修箇所にパテを施した後、新たにクロスを貼りました。
配線カバー(梁下の灰色の化粧カバー)はクロスを貼ることはできないため、
クロス近似色に調色した塗装にて仕上げました。
床面は、現状がクッションフロアであり、
このクッションフロアというものは、めくると裏紙が床面に残る特徴があります。
この裏紙は、新規で床を仕上げる際、その仕上げ方によっては、非常に厄介ものであります。
今回は塩ビタイルを貼ることになっていたので、床糊の密着を少しでも良くするために
ケレンやスクレーパーでできる限り裏紙を削り取りました。
無事に塩ビタイルも貼り終わって、
仕上げに、棚受金物、ミラーフレーム、ミラーを貼って、美容室は完成です。
この度、施主様とのお打ち合わせ、聞き取りをしてから、
クロスと床をいくつかピックアップし、最終的に施主様に選んでいただきました。
特に、床に関してはモルタル調を強く希望されており、
数種類あるモルタル調塩ビタイルのサンプルを取り寄せて、実物を見て選定していただいのですが、
仕上がりを見て、イメージにピッタリですごくいいものを選ばれたなぁと思いました。
塩ビタイルは、500角や600角サイズといった正方形が、ほぼ一般的に多いのですが、
施主様が選んでいただいたものが900*450角という、一枚が大き目の長方形で、
今回のモルタル風デザインを演出するのに、非常にいいサイズでした。
これまで、私が携わった店舗で、モルタル調のこのサイズを貼ったことがないため、
貼り終わった状態を一目見て、すごい良いなって、率直に感じました。 😳
感性はほんとに人それぞれであるため、自分ではこれかなと決めつけるよりも、
こうやってお客様と共に空間を作り上げることで、こちらも新たな発見ができるし、
すごく勉強になるなぁと改めて思いました。
次回は理容室を紹介したいと思います。 🙂
掲載テナント
ヘアサロン リーベさん